症状別治療


「足首を捻って腫れてきた」「腕をどこかにぶつけた」など身体を痛めたときは、ほとんどの方がとりあえず様子を見られると思います。 もし数日経っても痛みや内出血、腫れが引かないような時は早急な受診をお勧めします。
怪我をした部分はその直後から修復が始まり、最初の1~2週間がもっとも治癒が進みやすい(治りやすい)のです。
この大事なときに適切な施術をすることで、あとあとの痛みや後遺症を抑制できます。怪我の治療は「最初が肝心」です。下記にある腰、膝、首、肩、肘等、各部に症状がある方は一度、当整骨院へご相談下さい。
首の症状
交通事故による頸椎捻挫(むちうち)、寝違いの方。
また、首すじが痛い、首が凝る、朝起きたら首が回らない、等の症状がある方。
手の症状
腱鞘炎、つき指の方。
また、てくびが痛い、物を持ったり握ったりすると痛い、指をぶつけて指先の関節が腫れて痛いなどの症状のある方。
肘の症状
テニス肘や野球肘、ゴルフ肘のように、スポーツ等で肘が痛い方。
また、日常生活の中で肘が痛い、物を持つような作業や手や腕の使いすぎで肘が痛いなどの症状のある方。
外傷について
骨折、捻挫、脱臼、打撲、挫傷(肉離れ)等の怪我をした場合は「RICE処置」をしております。
「RICE処置」とは
Resting(安静) | 損傷部位を安静にする |
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Icing(冷却) | 患部を局所的に冷やすことで、神経の興奮を抑え、痛みを軽減させる |
Compression(圧迫) | 外傷後の患部の腫れを最小限に抑えるために弾力包帯等で圧迫する |
Elevation(挙上) | 患部を心臓より高く挙げて腫れを抑える |
頭の痛み
原因

頭痛は、頭部のすべての部位にある筋肉や血管、脳膜などの痛みを感じる組織が、なんらかの原因によって刺激をう受けることによっておこります。
慢性のものの原因のほとんどは、血管性頭痛と緊張性頭痛の2つです。そのほか高血圧症や低血圧症、睡眠不足、月経障害、貧血などの病気でもおこることがあります。
治療法
筋肉をほぐす、リラックスできる方法を実践、安定剤、鎮痛剤の服用、後頭部や目を温める。
予防と対策
- 暗い静かな部屋で横になります。
- 仕事で寝るのが無理な場合は、椅子にかけて安静にするだけでも楽になります。
- 冷却:拡張した血管の部分(痛むところ)を冷やすと頭痛は楽になります。
- コーヒー・緑茶などに含まれるカフェインも片頭痛に効きます。
肩の痛み
原因

肩こりとは緊張した筋肉が、血行不良をおこし、酸欠になっている状態のことです。
デスクワーク、細かい作業のお仕事をされている方、赤ちゃんを常時抱いている母親、受験生等、長時間同じ姿勢をとる方に多くみられます。
肩の症状
四十肩、五十肩や、腱板損傷の方。
また、腕が挙がらない、肩の凝り、痛み、腕にだるさやシビレなどの症状がある方。
治療法
- 手技によりコリを緩和
- 専門機械を使った治療
- 肩こり体操・ストレッチの紹介
腰の痛み
原因

腰痛や足の痛み、しびれを引き起こす原因としては
- 長時間イスに座っていたり、同じ姿勢を続ける
- 筋肉の血行が悪くなる
- 乳酸という疲労物質がたまる
- 筋肉が硬くこわばって痛みを生じる
というものがあります。
腰の症状
急性腰痛症(ぎっくり腰)、腰椎分離症、腰椎分離すべり症、坐骨神経痛の方。
また、腰が痛い、背中や腰が張る、重い、お尻から足にかけて痛みやしびれ等の症状のある方。
治療法
腰の痛みような症状は、骨盤の生理的な関節運動を回復、矯正することと。
東洋医学的な治療(ツボとツボ を結ぶ気の流れている経絡の異常を正すこと)で症状の改善を図っていくことが期待出来ます。
ひざの痛み
原因

膝の痛みを引き起こす原因の1つに、老化による膝の軟骨がすりへる変形性膝関節症があります。
放っておくと骨盤や股関節、膝関節の生理的な関節運動が制限されるようになり、無理な関節の動きが 生じるため軟骨や筋肉などの軟部組織が炎症を起すことで、痛みが生じます。
膝の症状
膝の損傷や障害、外傷、変形性膝関節症の方。
また、膝が痛い、歩くと痛む、曲げ伸ばしで痛む、階段の登り下りが痛い、立ち座りが痛いなどの症状のある方。
治療法
腰の痛みような症状は、骨盤の生理的な関節運動を回復、矯正することと。
東洋医学的な治療(ツボとツボ を結ぶ気の流れている経絡の異常を正すこと)で症状の改善を図っていくことが期待出来ます。
体の冷え
原因

東洋医学では、病気は体の陰と陽のバランスが崩れている状態のことです。
冷え性に関しては、原因はいくつか考えられますが、体のバランスが崩れている状態や、冷え(東洋医学で は寒邪といいます)が体に侵入するなど、不調を知らせるために痛みや症状が出てくると考えています。
治療法
電気を使って固まった筋肉をほぐす。
予防と対策
- 衣服で調節 冷房の効いた場所では、カーディガンや大きめのスカーフなどで、肌に直接冷気が あたらないように気をつけましょう。冷気が流れやすい床近くにある足元は、サポーターや靴下などで冷えを防ぎましょう。
- 軽い運動を心がけましょう。足がだるい、足腰が痛い、胃腸の調子が悪い等の症状は血行が良くないことが原因だと考えられます。コリをほぐし、血行を良くするためにストレッチや散歩等の軽い運動が効果的です。
- 外気との温度差を5度以内にしましょう。 人間が対応できる温度変化は5度以内と言われています。冷房の場合、24~28度の室温にしておくのが最適です。24度以下では冷やしすぎを訴える人が増えてきます。この温度で暑いと感じる方に対しては個別に扇風機を使ってもらう等、協力してもらいましょう。